Visa, Taxes in Germany

ドイツビザ事情 – Fiktionsbescheinigung (仮ビザ) での旅行

ドイツでは、正式なビザを受け取る前までのビザ証明として、Fiktionsbescheinigung(いわゆる仮ビザ)が発行されます。この仮ビザはパスポートサイズの紙の書類で、申請したビザが承認待ち、または既に承認されているビザの正式なIDカードの受け取り待ちであることを示すものです。ドイツでは特にコロナによるパンデミックが始まって以降、ビザの正式な発行もかなりの時間がかかっており(コロナ前も既にそうですが…)、ドイツ国籍ではない友人でも、このFiktionsbescheinigung しか保有していない人を見かけました。この仮ビザを保有している際の海外旅行について調べたところ、あまり良い情報が見つからなかったため、今回はわたしの経験をシェアします。わたしが以前抱いていた疑問は以下の2つです。

① どの仮ビザであれば海外に旅行しても問題ないのか

仮ビザには3種類あり、この種類によって渡航できるかが規定されています。

簡単に説明すると、3つ目の欄 (§ 81 Abs. 4) にチェックが入っていれば、ビザが既に承認済みであることを示しているため、ドイツ国外に出ても問題ないことになります。(ちなみに上の二つはビザの許可または停止を意味するので、ビザ申請のプロセスが完了していないことになります。)しかし、そこでもう一つ疑問が生じます。

② どこの国であれば渡航して良いのか。EU圏内でないといけないのか?

私がドイツ語で仮ビザに関する情報を調べた際、「EU圏内は渡航可能、渡航する際はその国の大使館などに確認すべき」といったような記述をいくつか見かけたので、一体日本などのその他の国に帰国して帰って来られるのか、不安に思いました。先にお答えしますと、EU圏外でも渡航は可能です。ちなみに私は2021年5月にこの仮ビザで日本に一時帰国しましたが、全く問題ありませんでした。また、友人でも同様の仮ビザでロシアに一時帰国しており、問題なくドイツに戻ってきています。特にコロナ禍では、この正式なビザの発行を長々と待っている人、そしてどうやら仮ビザしか発行してくれないケースもあるそうです。なので、おそらく入国審査担当者もこれは承知しているようです。ただし、この仮ビザはドイツ語の書類なので、特に海外からドイツに帰国する際は、どのような書類であるのかなど、自分の状況を説明するように聞かれる場合があります。そのため、渡航の際は念のため、その国の大使館などに連絡しておくのが安心です。

★日本での経験★

ミュンヘン→羽田

2021年5月に日本に仮ビザのまま帰国した際、行きはフランクフルト空港の入国審査でドイツのビザを持っているか聞かれ、仮ビザを見せたところ、無言で全く何も言われませんでした。無事に帰国。

羽田→ミュンヘン

羽田空港のチェックインで、ドイツのビザを保有しているか聞かれて事情を説明したところ、係員の方は仮ビザの情報をさらっと確認し、承知してくださいました。ドイツ入国後に同じく仮ビザを提示し、何も問題なく戻ることができました。

著者:
Mariko @mariko_pfi

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